2020.10.25
豊橋市のお客様より仏教関係の和本を買取いたしました
10月も半ばを過ぎました。暑かった日々も終わり最近では肌寒さを感じる日も
ありますが長袖の服に着替えて毎日の作業に勤しんでいます。
また最近では日が落ちるのも早くなってきまして夜の時間が長く感じられます。
「この道や行くひとなしに秋の暮れ」と松尾芭蕉の句も身に沁みてきた季節となって
きましたが当店は随時買取の依頼を受け付けていますのでご連絡をお願いします。
今回は豊橋市からご連絡を頂きました。豊橋市は古くから東三河地方の要として発展
している場所でして普段から買取にもよく呼ばれています。また都市としての歴史も古く
江戸時代から東海道の要所として栄えてきた良い街だと思っております。
歴史の古い街となっておりますので寺社や仏閣など多く存在されており、文化的にも
経済的にも21世紀の現在でも愛知県の要所の一つとして重要な街として認識しております。
こちらに紹介する和本はお客様がお寺にある書籍のご整理のためにお電話を
頂いたものの一部ですが、お寺さんや神社などの買取は当店では普段より良く行っており
ます。このような和本や古文書のような古い物の買取は当店は得意としておりますので
ご整理の際はぜひ当店までご連絡をお願いします。
梵語増補佛説造像量度経
こちらは梵語増補仏説造像量度経という名前の書籍です。
正編と続編の2冊で構成されている仏教書です。
綴じ糸が切れてしまっていますが、和本に関しましては多少状態が悪くなってしまって
いても修復可能で査定対象となる本は多くあります。
仏教書は版本としては五山版や高野版、春日版といった本が南北朝時代の中世から
あります。写経や写本などの歴史はもっと古くからありますが版本に関しましては
本格的に始まったのはこの時代です。
もちろん仏教書は和本という形で江戸期や明治期以降も数多く出版されていますが、
こちらの本は明治期に発行された書籍です。
この本を読み進めていきますと同治という清の元号が出てきますが、
これは日本では江戸時代の末期から明治時代の初期の時代になります。
もともとは中国で刊行された唐本を今泉雄作が訓点や梵語などを増補したのちに日
本で発刊されたのがこちらの本となっております。
仏教関係の書籍だけに限りませんが同じタイトルの書籍が国や時代によって価値が
違うというのも和本・唐本・古典籍の世界ではよくある事です。
当店ではその点もしっかり加味しての査定となりますのでよろしくお願いいたします。
和本・和装本・唐本・中国本の買取は当店にお任せください。
寺社・仏閣などの宗教関係の本や古文書などもプロの確かな目で適正査定します。
明治時代以降の書籍や江戸以前のもっと古い和本・巻子本・折り本・古文書など
様々な商品に対応いたしますので蔵書の整理や蔵の片づけ、ご親族がお持ちであった
本のご整理など大切にお持ちだった商品はしっかりと査定をさせていただきます。
和本・和装本・唐本・中国本・古本・古書の買取は衣書店までよろしくお願いします。
宅配の買取について
出張での買取以外にも当店では宅配買取も積極的に行っています。
北海道から沖縄まで日本全国より随時受付を受け付けています。
まずは買取フォームかお電話にてご連絡をいたしてください、
こちらよりその後のお知らせをいたしますのでご連絡をお願いします。
持ち込み買取について
店舗に直接商品を持ち込んでの買取も行っております。
出張買取や倉庫業務などで留守の場合がありますので先にご連絡をお願いいたします。
またお持ち込みの商品をある程度お伝えしていただければ査定がスムーズに進みます。
出張買取は愛知県全域に対応しております
当店は全国古書籍商組合連合会の加盟店です。
東三河地方の買取につきましては・豊橋市・豊川市・蒲郡市・新城市・北設楽郡・田原市
など全域においては買取を受け付けています。